09梅暦08-0216-0222より

先日、浜松調理師製菓専門学校の学園祭に行ってきました。

お菓子や料理の即売や喫茶店、食堂など、生徒さん達が作り、安く求めることができるので、大変盛況でした。
私は、お菓子の分野の卒業記念の作品や講師の先生方の作品、生徒さん達の実演を主に見てきました。

ここで考えたことは、講師の先生方は別にして、生徒さん達の作品は工芸菓子や飴細工、チョコレート細工など、確かに手の込んだ作品でしたが、やはり完成度は低い。
さらに実演に至っては、とても食べる気がしないような黒こげのどら焼きや、いびつな形の桜餅を一所懸命作っていました。

これはもっともな話で、彼らは授業料というお金を払ってお菓子を作っているわけで、まだプロではありません。

では、我々は? 

そう、我々はプロとしてお客様からお金をいただいてお菓子を作り、売っています。この違いは大変大きなものです。

お客様からお金をいただいてお菓子を作る。
それは、お金を払うに値する「価値」があるから成り立つのであって、先ほどの生徒さんのお菓子には残念ながらその価値はありません。

お金を払うに値する「価値」を生み出すのがプロフェッショナルであり、これが我々の仕事です。
当たり前のことを書きましたが、多くのお客様がお金を払うに値する価値を、我々は本当に生み出しているでしょうか? 

「価値」は「売上」という形で表されます。

製造部門であろうが販売部門であろうが同じ事です。
我々はプロフェッショナルとしてどれ程の「価値」を生み出しているのでしょうか?





店主ブログはこちら→http://www.tamachi-baigetsu.co.jp/index.html

スタッフブログはこちら→http://baigetsu.hamazo.tv/


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
09梅暦08-0216-0222より
    コメント(0)